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【シャープ】格付変更:LD→B /ネガティブ ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0258

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0258 201 5 年 7 月 1 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社

(証券コード:6753)

【変更】

長期発行体格付 LD → B+ 格付の見通し ネガティブ

■ 格付事由

(1) 大手家電メーカー。液晶パネルを中心に、デジタル情報家電、白物家電、太陽電池、複写機、電子デバイ スに事業展開している。メイン銀行による金融サポートの下で、業績は 14/ 3 期に一旦回復したものの、 15/ 3 期に再度の悪化に見舞われ、事業構造改革の断行を余儀なくされている。

(2) 主要事業の経営環境は依然厳しいものの、15/ 3 期に実施した事業構造改革の効果などで16/ 3 期の営業利 益は黒字に転じる公算が大きい。また、メイン銀行を主たる引受先とする優先株式の払い込みが完了し、 過小資本もひとまず解消された。引き続きメイン銀行による金融サポートも見込まれる。一方、16/ 3 期 第 1 四半期は液晶パネル事業の生産調整などもあり、数百億円規模の営業赤字が示唆されている。また、 事業構造改革の途上にあるため、16/ 3 期も希望退職の募集などで最終赤字が継続する可能性が高い。財 務面においても、自己資本比率などの財務指標が依然低位である上、自己資本の大半が優先株式によるも のであるなど脆弱性が否めない。以上を勘案し、格付は「B+」、見通しは「ネガティブ」とした。 (3) 15/ 3 期営業利益は中小型液晶パネル事業の在庫評価減や太陽電池事業に係るポリシリコン長期契約単価

差引当金などの計上もあり、481 億円の赤字となった。さらに、液晶パネル事業を中心とする減損損失や 液晶テレビ事業などに係る事業構造改革費用を特別損失に計上したため、同期の純利益は 2, 223億円の赤 字となった。これにより 15/ 3 期末の自己資本は302 億円(前期末1, 952 億円)に減少し、自己資本比率 は 1. 5%(同 8.9%)まで低下した。一方、16/ 3 期は純利益の予想が開示されていないものの、営業利益 は事業構造改革の効果や 15/ 3期に計上した一時的な費用の解消で800億円の黒字が予想されている。ま た、6 月 30 日付けで 2, 250 億円の優先株式の払い込みも完了した。

(4) 主力の液晶パネル事業では、注力してきたスマートフォン向けでパネル価格の下落が進むなど収益環境が 厳しくなっている。こうした中、当社はスマートフォン向けのボリュームを無理に追わず、中型パネルを 中心に「BtoBtoB 事業」を拡大させる方針である。また、テレビ事業では、日本とアジアに経営リソース を集中すべく、米州テレビ事業のアライアンスを検討。太陽電池事業ではソリューション事業への転換を 加速させる方針である。J C R は、こうした主要施策の推進により収益基盤を再構築できるか注目していく。

(担当)涛岡 由典・関口 博昭 ■ 格付対象

発行体:シャープ株式会社 【変更】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 7 月 1 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:涛岡 由典

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「電機」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) シャープ株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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